占いのリーディングスキルを応用した人工精霊・タルパの自動化
と、言う話です。検索エンジンからいきなり本稿に辿り着いた人は、最初からお読み頂くようお願いします。そんな訳で仕切り直しです。じゃ~あ、以前のノリで人工精霊・タルパの作り方について語って行こうと思います。ただし、魔術や占いの心得のある人が対象です。そうでない人は、まず魔術や占いをしっかり勉強してから再度お越し願います。あと、心理学も一通り勉強しておいてください。当サイトでは占いのスキルを応用した人工精霊・タルパの作り方を解説します。それができない人には人工精霊・タルパは作れません。そもそも、こうした召喚術の類はオカルト・スピリチュアル世界における最高峰の技となります。そちら方面に関する知識や技能を持ち合わせていない人が挑戦しても作れる訳がありません。他所へ行ったところで自称も多いので要注意。
占いの力でどうやって作るの?
リーディングと呼ばれる基本スキルを使って作り上げて行きます。大まかに三つのプロセスに分かれます。まず、夢占いや水晶占いなどの視覚的リーディングを応用した意識化です。自分が作りたいと考え、設計デザインした人工精霊・タルパの姿を意識の中に固定化して行きます。次に⋯少しややっこしい言い方となりますが、視覚的リーディングの結果に対する言語的リーディングによる自動化です。つまり、ここでは人工精霊やタルパとの会話の無意識化、言語的自動化を言います。これができるようになれば、表情や挙動などの視覚的自動化も自然と表現豊かなものへと進化して行くはずです。視覚的自動化に関しては、人によっては意識化と同時に可能かもしれません。設計デザインしたものの意識化→自動化と言った作業の流れは従来と同じですが、やり方はまったく異なります。
第一段階・視覚的リーディングによる意識化
事前に入手しておいた依り代を見つめ、水晶占いの要領で設計デザインした人工精霊やタルパの姿を幻視します。詳しいやり方は水晶占いのやり方をご覧ください。ただし、水晶占いによる幻視は本来ランダムなものであり(そりゃ占いですから)、ここでは意図的したイメージを浮かび上がらせる点にあるのをご留意ください。純然たる占いを目的とした幻視と、人工精霊・タルパ作成のための幻視の違い、そして、両者の切り替え方法については後で詳しく解説します。まずは概要説明からです。また、ここで言う幻視とは、従来方式の視覚化とはまったく違います。あくまでも、自分の深層意識に刻み込む、設計デザインしたイメージを完全に固定化する作業になります。現実空間を背景に常時見えるようにする視覚化は非推奨です。やり方は説明する予定ですがお勧めしません。
第二段階・言語的リーディングによる会話の自動化
次に会話の自動化です。従来方式では、設計デザインした人工精霊、タルパが目の前にいると想定、空想しながら、一人二役の感覚で対話の訓練を行い、じっくり時間をかけて意識の中で刷り込み、徐々に自然な会話へと醸成して行くものになります。訓練に膨大な時間がかかり、本当にできるのかどうかわからず、実現できる保障は一切ありません。一人二役とは⋯言ってしまえば、設計デザインした性格に基づく「なりきり」です。自分と人工精霊(になりきった自分)の間で対話を行い、それが無意識にできるようになるまで訓練を続けます。これも詳しい話は追々しますが⋯実は、何気に精神に悪影響を与えるリスクの高い危険な行為です。当サイトでは自然誘発的なやり方を推奨します。夢占いや水晶占い⋯タロットもいいですね。そのリーディングスキルで言語化します。
第三段階・視覚的な自動化
意識化と会話の自動化が実現できれば、人工精霊やタルパの表情、身振り、手足の動き等の挙動も、自然と自動化されて行くと思います。特に意識してやる必要はないと思います。設計デザインで決めた性格で言動は決まり、言動で挙動は勝手に醸成されて行きます。人によっては意識化と同時並行が可能かもしれません。やはり、こう言ったものは感覚や主観によるところも大きいので、作業プロセスは各自でやり易いよう順番を変えても構わないと思います。ただし、作業の大元、人工精霊やタルパを作ろうと思ったら、まず一番最初にやるべきこと、設計デザインだけはしっかりやっておきましょう。次回以降から、従来の反省点や改良点を織り交ぜながら、事前準備、設計デザイン、各作業プロセスに関する詳細な解説を行って行きます。それぞれボリュームのある内容になります。